DPCの調整係数撤廃

投稿日時 2005-11-18 9:48:04 | トピック: お知らせ

DPCデータの解析を通じて制度改善に向けた提言を行うDPC試行病院協議会(代表=西村昭男・医療法人カレスアライアンス理事長)は9日、調整係数の早期撤廃など3項目からなる要望をまとめた。「DPCの試行的適用に対する要望書」として川崎二郎・厚生労働相、水田邦雄・保険局長、松谷有希雄・医政局長に提出している。

 同協議会は、DPCを普及させるためには、医療機関にとって公平性・透明性が確保され、効率化の努力が正当に評価される制度にすべきだとの基本姿勢に立って要望をまとめた。

 具体的には、
(1)調整係数の早期撤廃
(2)原価計算に基づいた診療報酬の決定
(3)小規模・専門病院等への適用の方針の明示
― の3項目。調整係数の現状を、「施設ごとの自助努力を評価する視点が欠落、不公平感の原因になっている」として、早期撤廃を求めた。

 原価計算に基づく診療報酬設定では、「これまでの出来高点数から脱却して原価計算に基づいたDPC点数を設定」して初めて、原価管理という経営原理に即した制度になるとした。さらに、小規模病院、専門病院、ケアミックス病院それぞれの特性を、DPCデータに反映させることの意義を強調した上で、「これらの病院への試行的適用は必須」と指摘している。



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